世界一の投資家・バフェットの投資哲学と実像に迫る半生記

アメリカン・エキスプレス、ウォルト・ディズニー、ワシントン・ポスト、ソロモン・ブラザーズ…これらは皆バフェットが育て上げ、危機を救った企業である。

これらと共に歩んだ紆余曲折した道のりを中心に描く大投資家の半生記 。

★金融コンサルタント　木村剛 氏よりご推薦の言葉をいただきました！

株価ではなく価値を追い続けた独立独歩の偉大な投資家は、金融のプロ集団であるインベストメントバンクの危機をも救った。

デイトレーディングでなけなしの貯金を失う前に、株式投資だけで巨万の富を成したウォーレン・バフェットの人生を反芻することは、あなたの投資人生にかけがえのないバリューをもたらすだろう。

■第１章　オマハ

■第２章　家出

■第３章　師匠グレアム

■第４章　最初の成功

■第５章　ウォルト・ディズニー

■第６章　ゴーゴー時代

■第７章　バークシャー・ハサウェイ

■第８章　引退、そして復活

■第９章　バフェットの分身

■第10章　ワシントン・ポスト

■第11章　新聞王

■第12章　妻と恋人

■第13章　無敵のカーペット・ウーマン

■第14章　１９８０年代―敵対的買収との闘い

■第15章　仕事と私生活

■第16章　１９８７年１０月、ブラックマンデー

■第17章　株価予測とダーツの的中率

■第18章　コカ・コーラ

■第19章　子ども達

■第20章　際限なきカネへの欲求―中毒（ライノフォビア）

■第21章　ソロモン・ブラザーズの記紀

■第22章　不正入札裁判

■第23章　変わらぬものを求めて

■訳者あとがき

【著者】

ロジャー・ローウェンスタイン（Roger Lowenstein）

10年以上にわたり、ウォールストリート・ジャーナル誌に執筆活動を続けている。特に、1989年から1991年までジャーナル誌に「路上見聞」という株式市場コラムを、そして最近では「本質的価値」という金融コラムを掲載。妻と3人の子どもとともに、ニュージャージー州のウェストフィールドに在住。

【訳者】

高橋 佳哉（たかはし・よしや）

昭和39年横浜生まれ。東京大学法学部卒。

ハートアンドブレインホールディングス株式会社 代表取締役社長。

原 伸之（はら・のぶゆき）

昭和38年愛知県生まれ。一橋大学経済学部卒。

公認会計士。株式会社ビジネスバンク代表取締役。

村上 力（むらかみ・ちから）

昭和43年千葉県生まれ。東海大学法学部卒。

ハートアンドブレインコンサルティング株式会社代表取締役。

英国国立ウエールズ大学経営大学院MBA（経営学修士）修了。新日本証券（現新光証券）を経て、エートス・キャピタルマネジメント代表取締役社長に就任。同社退社後、株式会社日本未公開企業研究所主任研究員、米国大手プライベート・エクイティ・ファンドのジェネラルパートナーであるウエストスフィア・パシフィック社東京事務所ジェネラルマネージャーを経て、ハートアンドブレインコンサルティング株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長。

著書に、『人を動かすお金を動かす』（総合法令出版）、

『サーバント・リーダーシップ論』（宝島社）など多数。