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国家破産時代の資産防衛
負け組からの脱出
- 著者名
- 青柳孝直
- ジャンル
- 投資/資産運用
- 発行年月
- 2001年5月
- サイズ
- 四六判
- 頁数
- 0P
- ISBN
- 4-89346-709-3
- 税込価格
- 1,760円(本体 1,600円)
在庫状況:△
内容紹介
新しい時代の潮流をつかめ!
21世紀にはいっても、日本は光が見えない。
不透明感が増すばかりだ。
本書は、戦後経済をふりかえりつつ、何が変わってしまったかを確認し、従来型の思考方法から脱却することを説く。
さらに、いかに自分の資産を防衛し、いかなる投資戦略を立てたらいいかを提案する。
目次
まえがき
第1章 第二次大戦後の日本経済のメカニズム
――世界の先進国に類を見ない経緯をたどった日本経済――
1 1940年体制の概要
2 戦後の日本の土地本位制とその崩壊
3 日本の「土地神話」と「銀行不沈神話」の背景
4 日本流金融自由化
5 日本人と株式市場――第二次大戦からバブル崩壊まで、日本がたどった道
第2章 日本の真の意味での終戦
――日本版ビッグバンと1940年体制の終焉
1 日本版ビッグバンの側面――アジア通貨危機
2 日本版ビッグバン
第3章 金融市場に対する変わらぬ日本型思想基盤
――「市場は大自然である」ことを認識しない日本
1 市場経済の意味
2 円の国際化というお題目
3 現状の日本の金融市場
4 市場介入
第4章 日本型金融メカニズムの崩壊
――壊滅する日本型「銀行・支店長文化」
1 金融新時代に向けてのスタンス――2010年は知恵の時代
2 日本人と銀行
3 銀行経営者の責任
4 営利企業として優秀な金融機関とは何か
5 日本式家内産業
6 迫りくる外資の大攻勢
7 闊歩する不良在日外資金融機関
8 闊歩する金融界の新エリート族
9 減少著しい銀行の営業店舗数
10 地方銀行の意味
11 外形標準課税
12 "それなり"の工夫
13 繰り返される銀行合併劇の意味
14 人間が犬にかみつく話
15 金融の量販化
第5章 派生する日本版ビッグバン
――根幹の意味が理解されてきたか。変貌する日本
1 金融革命から産業革命へ
2 デビットカード
3 ゲーム機の脅威
4 ハッカー暗躍の時代
5 教育ビッグバン
6 老人力の台頭
7 掛け声だけの欧米化
8 国民が求め始めた変化
9 ビジネス手法の変化
10 不動産に対する概念――長期ローンで不動産を購入すべきか否か
11 日本版ビッグバンと団塊の世代
第6章 IT革命と通貨経済の限界
――米経済減速徴候に見る世界経済の問題点
1 ドルはなぜ強いのか
2 米国経済を押し上げた要因と内包する問題
3 見え始めた米国経済衰退の徴候
4 21世紀の期待の新通貨ユーロ
5 ネット社会と通貨に関する不安感
6 21世紀における金(GOLD)の役割
7 重要な銘柄の長期的テクニカル分析
第7章 これからの投資戦略
――最低限の生活を自衛するための方法論
1 日本をめぐる環境の変化
2 今後の投資戦略
3 今後の投資に対する考え方
4 匿名組合について
5 オフショア
参考文献
著者ホームページ
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編集者より
わかりやすく言えば、「自分の身は自分で守れ!」ということである。それがこの時代の掟であり、 本書を読んで、それをしみじみとかみしめていただければ幸いである。