科学的に効率よく頭脳を鍛えよう！

最新の研究では、脳の中のニューロンは、肉体の鍛練によって腕や脚の筋肉を改善できるのと同じように、頭脳の鍛練によって改善できるといわれる。

本書では、記憶の仕組みと、記憶力を強くするための方法を説く。

脳の動きと機能を検証し、健康な脳を作るための運動や栄養について解説。

さらに仕事やプライベート、勉強で使うことの出来る、実用的な、記憶を呼び戻すテクニックまでを伝授する。

はじめに

序文

パート１　記憶をつくるもの

　第１章　記憶力を高めるための２７章

　第２章　生きることは記憶すること

　第３章　鳥の知能、蜂の知能

　第４章　高度なコンピュータの知能

パート２　体と心

　第５章　脳とその機能

　第６章　頭の中に開いた穴

　第７章　病めるときも、健やかなるときも

　第８章　短期記憶から長期記憶へ

　第９章　栄養と記憶

パート３　真実と記憶

　第１０章　わたしは、一部始終を目撃しました

　第１１章　明日もこの番組にチャンネルを合わせてくださいね！

　第１２章　目覚めたときには記憶していることでしょう

　第１３章　きわめて特殊な記憶

　第１４章　あなたの記憶力を見てみましょう

パート４　覚えようと努力する

　第１５章　聞いて、声に出して、書いて、覚えましょう

　第１６章　人込みの中の顔

　第１７章　あなたの電話番号は覚えています

　第１８章　Every Good Boy Deserve Favor（良い男の子はみんな愛される）

パート５　記憶力でキャリアを高める

　第１９章　数字について

　第２０章　子犬用のビスケット

　第２１章　委員会のみなさまに感謝します

　第２２章　場所の中心

　第２３章　仕事で活用する

パート６　記憶することと忘れること

　第２４章　トリナの部屋

　第２５章　小さいリスト

　第２６章　レーテーの水

　第２７章　最後の訓練

【著者】

マイケル・クーランド（Michel Kurland）

ニューヨーク市生まれ。土木作業員、怠け者の勤め人、エンドウ豆やピーマンの収穫をしながら、作家活動をしていました。かなり前から記憶に興味を持ち、機会があったらぜひとも記憶の重要性について書いてみたいと考えていました。彼は、尊敬するリチャード・Ａ・ルポフ氏と一緒に仕事ができたことを誇りに思っています。

リチャード・Ａ・ルポフ（Richard A. Lupoff）

アメリカ陸軍で記憶法を教え、小冊子として出版。その中でも最高のものを厳選して本書の中に織り込んでいます。また、さまざまな主題で多くの本を出版しています。

【訳者】

小山 晶子（こやま・あきこ）

1594年生まれ。獨協大学英語学科卒業。ニューヨーク市のパーソンズ・スクール・オブ・デザインで美術を専攻後、様々な翻訳業務を手がけている。訳書に『チベット女戦士アデ』、『世界一わかりやすいアメージング・セックス講座』（ともに総合法令出版）などがある。