生活破綻者続出！？

２００５年までに起こること－「日経平均６０００円」「銀行クラッシュ」「失業率１０％」「預金封鎖」。

いま起きている現象にはすべてシナリオが存在している。

経済・金融の現場のプロがあなたを守る究極の作戦を解き明かす！

■はじめに

　変人・小泉、乾坤一擲の大勝負

　第二次占領経済の再来も？

　日本経済クラッシュと｢ダイエー｣倒産説

　"小泉新党"立ち上げで衆院解散・総選挙

　｢新円切り換え｣三割減価で財政赤字の解消

　｢預金封鎖｣という名の徳政令発布

　｢資産課税｣と消費税増税

■第一章　日本経済崩壊へ、小泉・竹中チームが仕掛けた大トリック

　"確信犯"小泉・竹中一座の大芝居、クラッシュこそ狙い

　｢不良債権処理→国有化｣、大儀名分の裏にあるもの

　大事の前の小事、「竹中プラン骨抜き」は織り込み済み

　銀行、国有化すれど公的資金は投入せず

　開けてびっくり玉手箱、丸投げ小泉も「やるときはやる！」

　｢日本経済を接収せよ｣──第二次占領へ日米合作

　｢私、庶民の痛み、わかりません｣──は本当なの？

■第二章　目覚めよ！　この幻想があなたの身を滅ぼす

　｢二兆円減税で生活がラクになる｣という幻想

　｢補正予算五兆円でデフレが解消する｣という幻想

　｢米株が上がれば日本株も上がる｣という幻想

　早くも始まるホワイトカラー残酷物語

　｢脱石油時代が到来する｣という幻想

　｢地方分権時代｣という幻想

　産業再生機構の末路は、｢仏作って魂入れず｣

■第三章　もう逃げられない！　これが日本国倒産のシナリオだ

　日経平均６０００円の恐怖、兜町が沈黙する日

　｢ギャン理論｣が明かした、日経平均６０００円の秘密

　ＰＫＯ（市場介入）など過去の夢だ、というお話

　銀行クラッシュ。一般企業もバタバタ

　ついに失業率10％、戦後闇市の再現

　国民負担増が追い打ち、ついに暴動寸前

　"ハゲタカ・ファンド"が日本の土地・企業を買い占める

■第四章　財政再建へ、究極の秘策がヴェールを脱ぐ

　国債大増発は日本国倒産への一里塚

　バランス・シートは真っ赤っか、待ったなしの財政状況

　日本が保有する米国債は、日米安保の上納金

　ハイパー・インフレと｢徳政令｣の誘惑

　｢新円切り換え｣で三割減価し強制供出させよ

　預金封鎖、"人身御供"は天下のダイエー？

　｢住基ネット｣完全施行はアングラ・マネーのあぶり出し

　｢新型預金｣と｢資産税｣の導入

　そして"大トリ"は消費税の大幅引き上げ

■第五章　日本を守り、自分を守る生き方

　｢純農耕民族｣から｢調和型狩猟民族｣へ

　｢万機公論に決し｣、｢和を以って尊しとなす｣

　資本主義には二通りのタイプがある

　｢終身雇用制｣が生んだモノ造り名人

　株・土地、内需拡大で一言

　｢国を愛すること｣の意味

　｢日はまた昇る｣というお話

■あとがき

■まとめ

青柳 孝直（あおやぎ・たかなお）

国際金融アナリスト。1948年富山県生まれ。早稲田大学法学部卒業。

邦銀・外資系金融機関の現場担当者として世界の金融最前線で活躍。

また、日本におけるギャン理論研究の第一人者でもある。

おもな著書に、『ギャン理論』、『不動産大暴落』、『ジョージ・ソロスの戦略』（以上、総合法令出版）など。

http://www.aoyagi-office.jp/blog/

いま、書店に行くと、"国家破産もの"が数多く並んでいますが、本書の著者である青柳孝直は、長年、経済・金融の第一線で活躍されてきた方であり、その日本の行く末に対する指摘は、かなり鋭いものがあります。

著者によると、２００５年までに、以下の１～５のような大きな事件があるのでは？　ということです。

１．「日経平均６０００円｣

２．｢銀行クラッシュ｣

３．「失業率10％」

４．｢預金封鎖｣

５．｢新円切り換え｣

３の「失業率１０％」までは（大変であることは確かですが）、何とかしのげそうな気もするのですが、４、５の｢預金封鎖｣｢新円切り換え｣まできてしまうと、これは、大変というより、"歴史的な凄い事件に立ち会えた記念"になるくらいです。

本書は、これからの時代を生き抜くための、バイブルになるといっても過言ではないと思います。

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