ものごとが驚くほどうまくいく問題解決テクニック

問題解決のための「相談のしかた」「相談の受け方」を話し方のプロである著者が話し方の視点からわかりやすく解説。

「相談内容の伝え方」「相談相手の選び方」「聞き方の技術」「解決案の提示のしかた」など知っているようで知らなかった解決のためのテクニックが満載。

はじめに

第１部　相談のしかた

　第１章　どうして相談するのか

　第２章　相談できない理由

　第３章　相談相手の見つけ方

　第４章　何を相談するのか

　第５章　具体的な相談の技術

　第６章　相談後にすること

第２部　相談の受け方

　第１章　相談されたらすること

　第２章　相談を受ける技術

　第３章　聞き方の技術

　第４章　解決案の示し方

　第５章　解決のための４つのステップ

大畠 常靖（おおはた・つねやす）

話し方講師。能力開発インストラクター。企業を中心に社員の能力開発、企業研修、プレゼンテーションの講師、企業内講師の育成等で活躍している。生命保険会社の営業マン、指導担当、営業管理職を経て、株式会社話力研究所に入社。専属インストラクターとして主に話力講師、接遇講師の育成を担当。同社副社長を経て、1993年ヒューマンウェア研究所を設立。

「話し方」を理論化し、実践的なコミュニケーション力の向上に努めている。そのわかりやすい指導と、人材育成に関するアドバイスには、定評がある。

著書に『通勤大学基礎コース　「話し方」の技術』、『なぜか、いつも会話がはずまない人へ』、『好感度アップ！「モノの言い方」上達ＢＯＯＫ』（以上、総合法令出版）、『説得力をつける100の秘訣』（文教書院）、『プレゼンテーション能力の磨き方』（同文舘出版）他多数。

悩みがあるときあなたはどうしていますか？

１．一杯飲む

２．とりあえず寝る

３．相談する

悩みがあると、次の日に二日酔いになることも省みずに

飲みに行ったり、フテ寝をしたりして１や２の方法を僕もしますが、

本当に悩んでいることはそんなものでは解決しません。

じゃあどうしよう？となったとき、

やっぱり「とりあえずだれかに相談しよう」となるでしょう。

しかし、相談するときに限って、

「困っている」「なんとかしたい」という思いから、

一気にガーッとまくしたてたり、とにかく気持ちを伝えたいばかりに

あせってしまい何を言っているかわからない、なんてことはありませんか？

「相談は悩んでいたり、大事なことを相手に話すこと。

でも、そういうことに限ってうまくつたわらない……」。

本書はそのような思いから生まれた、

今までありそうでなかった「相談のしかた」「相談の受け方」を

話し方のプロが紹介した本です。

何かで悩んだとき、まずは本書を手にとってみるのもひとつの方法です。