抱きしめた分だけ強く、優しくなる

「明るく素直に育ってほしい」

「やさしい子になってほしい」

「強くたくましく育てたい」

いつの世も、親は子どもの心の成長を願っている。

しかし、実際に「心を育てる」にはどうしたらいいのだろうか。

３０年間にわたり、３万７５００人の親の子育ての悩み相談に応えてきた著者はこう言う。「子どもの心を育てるには、皮膚接触に勝るものなし！肌は心そのものなのです」

自然科学と生物生理学の応用から生まれた独自の周産期教育理論に基づき、子どもの心の育成と強化の方法を具体的に教える。

第１章　やる気いっぱいの子に育てるには

第２章　子どもに刺激を与えるときのルール

第３章　子どもの“感じ方の差”を知る

第４章　笑わせて育てると性格がよくなる

第５章　肌は心の親善大使だ

第６章　自分に自信がつけば社会性は育つ

第７章　お母さんの悩みＱ＆Ａ

信 千秋（しん・せんしゅう）

横浜市出身。

1960年より母子教育のテキスト企画と編集に従事する中で、1975年、続発しはじめた親子関係のトラブルの解決にと、相談電話、子育て一一〇番を開設。

以来20年間、アドバイザーとして3万5000人の親たちの心の子育ての悩み相談に応えてきた。

おもな著書に、『甘えのルール』、『しつけのルール』、『お母さんの育児力が強くなる12のルール』（以上、総合法令出版）、『情緒障害110番』（鳳鳴堂書店）、共著に『あなたの子供はこんなに危機にさらされている』（総合法令出版）などがある。