経営戦略に不可欠な「数字」に強くなる

図解会計コース第２弾は「管理会計」。第１弾の「財務会計」が企業の外部の利害関係者向けだったのに対し、管理会計は経営者が自社の意思決定や組織をコントロールするために利用する内部資料の作成が目的です。

具体的には、原価計算や経営合理化に欠かせないＡＢＣ（活動基準原価計算）、ＡＢＭ（活動基準管理）、業績管理のためのＣＶＰ（損益分岐点）分析、企業がつぶれないための最低ラインを示すキャッシュフロー分岐点、ＢＳＣ（バランススコアカード）などについて、１テーマ見開き＆図解でわかりやすく解説します。

財務会計とともに車の両輪の関係にありながら、地味で難解なイメージのある管理会計ですが、本書で学べば体系的に確実に自分のものとすることができるでしょう。

ぜひ、「財務会計」と併せて読んでいただき、数字に強いビジネスマンをめざしてください。

第1章　管理会計総論

第2章　原価計算

第3章　意思決定のための関連収益・関連原価

第4章　ＡＢＣ（活動基準原価計算）とＡＢＭ（活動基準管理）

第5章　業績管理会計

第6章　経営戦略と管理会計

澤田 和明（さわだ・かずあき）

株式会社コンサルティング・ネットワーク代表取締役　澤田経営研究所代表

1960年生まれ。９年間の会計事務所勤務で多種多様な企業への税務・財政面からの経営指導を経験。その後、訪問販売会社及び建設会社にて、２度の倒産を経験したことから、「会社は絶対に潰してはならない」という思いのもと、経営コンサルタントとして独立。以来、多くの企業の再建・再生に情熱を傾け、勝ち組企業へと導く。

http://consulting-network.jp/

「さおだけ屋」や「社長のベンツ」で会計に興味を持たれたビジネスマンの方は多いのではないでしょうか。しかし、会計の専門書というのはブ厚くて、なかなか手に取りにくいもの。そんな時にオススメなのがこの『通勤大学図解会計コース』です。新書サイズでコンパクト、見開き完結だから通勤時間などの細切れ時間も有効活用できます。内容は、当然会計の基礎を網羅していますので、会計のテキストとしてもお使いいただけます。