1日40社以上が倒産！　倒産した会社は本当に建て直せなかったのか！？

公認会計士である著者の元に駆け込んでくる社長たち。

「いよいよ会社がやばい」「資金繰りが厳しくなってきた」「社員の給料だけでも何とかして欲しい！」

その実態は打つ手が限られており、泣く泣く破産しなければならないことが少なくない。

今後ますます先行きが不透明な経済状況において、もはやこれまでの常識は通用しない！　では、中小企業の社長がいまやるべきこととは何か？

コスト削減や節税するだけではなく、BS、PLに一喜一憂するのでもなく、日々のキャッシュフローを正確に把握することこそ、会社を継続するための最大のポイントである。日本経済の根底を支えている全ての中小企業の社長に捧げる、新しい経営哲学！　実体験を基にしたケースワークも紹介！

序章　社長は節税よりもキャッシュフローに気を配れ

第１章　会計の財務状態を把握する

第２章　資金調達の可能性を追求する

第３章　コストダウンの可能性を追求する

第４章　こうして会社は甦った！　実例解説　赤字会社の再生スケジュール

第５章　銀行との付き合い方

第６章　困ったときに相談できる専門家を見つけよ

第７章　赤字に直面した社長に求められる「心・技・体」

公認会計士・税理士　山手総合事務所代表

1967年東京都生まれ。

慶應義塾大学経済学部卒業。監査法人勤務を経て、ＩＴ系ベンチャー企業の立ち上げに参画。

その後独立し、公認会計士岡会計事務所を設立。ベンチャー支援、中小企業の財務コンサルティング等を手がける。その後、会計・税務・コンサルティング等のサービスを展開する山手総合事務所として拡大発展し、現在に至る。