「面子」でわかる信頼できる中国人と危ない中国人の見分け方

　大好評「すぐに役立つ中国人とうまくつきあう実践テクニック」第２弾

　本年２月の内閣府統計で正式に日本を抜いてＧＤＰ世界第２位の座に着いた中国。13億人の巨大市場、世界の不動産や企業を買いまくるチャイナマネーのパワー、富裕層を中心にした訪日中国人の増加など、今後ますます中国人を相手にしたビジネスが増えることは間違いない。

　本書は、日本人とは大きく異なる中国人の思考や行動を、中国や台湾とのビジネスに長く関わっている著者が独自の分析でわかりやすく解説し、実際のビジネスに役立つテクニックを述べた前作の第２弾。今回は中国人の「面子」にフォーカスして、彼らとのビジネスを円滑に進めるためのアドバイスや実践テクニックを満載。

　中国に出張や赴任するビジネスパーソンだけでなく、日本国内で訪日中国人相手のビジネスを行っていたり、中国人の同僚や上司を持つビジネスパーソンなど、中国ビジネスに関わるあらゆる人々に役立つ書籍である。

序章　「面子」理解が中国人理解の早道　　第１章　中国人の「タマゴ型コミュニティ」を理解する　　第２章　中国人の①「網面子」を理解する　　第３章　中国人の②「貸し面子」を理解する　　第４章　中国人の③「義の面子」を理解する　　第５章　「面子」を活用した中国ビジネス成功のための実践テクニック

著者紹介　

吉村 章（よしむら・あきら）

Taipei Computer Association（TCA）東京事務所 駐日代表

NPO法人アジアITビジネス研究会 理事

独立行政法人中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー

1961年生まれ。大学卒業後、台湾で日本語教育に従事。1996年台湾最大のIT関連業界団体であるTCAへ移籍し、駐日代表として帰国、現在に至る。

台湾企業の中国進出が急拡大した2001年前後からは、中国における台湾企業のビジネス展開に関する情報提供、日本企業の中国進出支援が主たる業務となっている。また、これまでの経験を活かして、2003年からは中国に進出する日本企業を対象に赴任者向け研修の講師を務めるようになり、現在では自身の中国での実体験やノウハウを体系化した「中国ビジネススキルアップ研修」を実施。異文化理解を基本としたDo’s & Dont’sプログラムや参加体験型の研修内容に定評がある。『フジサンケイビジネスアイ』や日経BP『Tech-On』で毎週コラムを連載中のほか、『週刊新潮』や『AERA Biz』等にも寄稿多数。著書に『すぐに役立つ 中国人とうまくつきあう実践テクニック』（総合法令出版）がある。

http://www.tcatokyo.com