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たった1つの選択で日本は変えられる
インバイロワン工法の秘密
- 著者名
- 臼井明
守屋進
秋野公造
- ジャンル
- 経営/マーケティング
- 発行年月
- 2017年11月
- サイズ
- 四六並製
- 頁数
- 200P
- ISBN
- 978-4-86280-581-2
- 税込価格
- 1,650円(本体 1,500円)
内容紹介
日本再生への道を切り開く新しいテクノロジー!
日本には、数え切れないほどの橋がかかっています。今ある橋の多くが、高度経済成長期に建設されてものです。この時期に作られた橋は、今老朽化が進み、そろそろ対策が必要な時期が来ています。しかし、それがなかなか進められない状況にあるのです。その理由のひとつが、塗料にあります。
橋の一つひとつには、サビや劣化を防ぐための“塗装”が施されています。実は、当時使われていた塗料には、健康被害を及ぼす“鉛”や、発がん性物質の“PCB”が含まれているのです。
塗装を塗り直す従来の方法では、塗料に含まれた鉛やPCBを周囲にばらまきながら剥がすしかありませんでした。しかし、本書で紹介する、新しいアイデアによって生み出された手法を使えば、極めて安全、かつ簡単に被害を及ぼす塗料を剥がし、かつランニングコストも減らすことができるのです。
本書では、最新技術を可能にしたメカニズムの解説と、技術開発に奔走した男たちの物語を紹介します。
目次
Chapter 1 崩壊しつつある社会インフラ
Chapter 2 塗り替え工事に潜んでいた罠
Chapter 3 「インバイロワン工法」という選択
Chapter 4 〝インバイロワン〟開発ストーリー
Chapter 5 行政も期待する技術
著者紹介
臼井明(うすい・あきら)
インバイロワンシステム株式会社 代表取締役
1953年東京都生まれ。1975年に化学薬品問屋に就職し有機化学薬品について学び、1983年に父親の経営する化学薬品メーカーに入社、製品開発業務に携わる。薬剤が与える自然環境や人の健康などへの影響を目の当たりにし、当時業界内で当たり前のように使われていた薬剤に疑問を覚える。2003年に独立行政法人土木研究所との共同研究を開始し、「ライフサイクルコストが低く、人体にも環境にも優しいはく離剤」の開発にあたる。2004年、様々な困難を乗り越え、特許を取得(特許第3985966号)。2006年に国土技術開発賞最優秀賞(国土交通大臣賞)、2007年にものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2011年に知的財産権、事業権を継承し、インバイロワンシステムを設立。現在に至る。
守屋進(もりや・すすむ)
工学博士/インバイロワンシステム株式会社 技術顧問
一般社団法人日本鋼構造協会 鋼構造物塗装小委員会 委員長他
1951年東京都生まれ。1974年に建設省土木研究所地質化学部化学研究室に入所。下水処理施設の脱臭方法の開発に携わり、1985年には、科学技術庁長官賞創意工夫功労者賞を受賞。土木構造物の防食及び耐久性の向上と環境安全性を確保するはく離剤工法の開発に携わり、2006年に国土技術開発賞最優秀賞(国土交通大臣賞)、2007年にものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2012年に土木研究所材料地盤研究グループを定年退職し、同年インバイロワンシステムに技術顧問として就任、現在に至る。
秋野公造(あきの・こうぞう)
医学博士/公明党参議院議員
1967年生まれ。長崎大学医学部卒業。長崎大学、米国シーダース・サイナイ・メディカルセンター、厚生労働省に勤務。2010年に参議院議員選挙にて初当選(現在2期目)。環境・内閣府大臣政務官、参議院災害対策特別委員長、参議院法務委員長を務める。長崎大学・横浜薬科大学・長崎外国語大学・広島大学大学院・北海道医療大学・長崎国際大学の客員教授、東北師範大学(中国)の客座教授も務める。
インバイロワンシステム株式会社 代表取締役
1953年東京都生まれ。1975年に化学薬品問屋に就職し有機化学薬品について学び、1983年に父親の経営する化学薬品メーカーに入社、製品開発業務に携わる。薬剤が与える自然環境や人の健康などへの影響を目の当たりにし、当時業界内で当たり前のように使われていた薬剤に疑問を覚える。2003年に独立行政法人土木研究所との共同研究を開始し、「ライフサイクルコストが低く、人体にも環境にも優しいはく離剤」の開発にあたる。2004年、様々な困難を乗り越え、特許を取得(特許第3985966号)。2006年に国土技術開発賞最優秀賞(国土交通大臣賞)、2007年にものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2011年に知的財産権、事業権を継承し、インバイロワンシステムを設立。現在に至る。
守屋進(もりや・すすむ)
工学博士/インバイロワンシステム株式会社 技術顧問
一般社団法人日本鋼構造協会 鋼構造物塗装小委員会 委員長他
1951年東京都生まれ。1974年に建設省土木研究所地質化学部化学研究室に入所。下水処理施設の脱臭方法の開発に携わり、1985年には、科学技術庁長官賞創意工夫功労者賞を受賞。土木構造物の防食及び耐久性の向上と環境安全性を確保するはく離剤工法の開発に携わり、2006年に国土技術開発賞最優秀賞(国土交通大臣賞)、2007年にものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2012年に土木研究所材料地盤研究グループを定年退職し、同年インバイロワンシステムに技術顧問として就任、現在に至る。
秋野公造(あきの・こうぞう)
医学博士/公明党参議院議員
1967年生まれ。長崎大学医学部卒業。長崎大学、米国シーダース・サイナイ・メディカルセンター、厚生労働省に勤務。2010年に参議院議員選挙にて初当選(現在2期目)。環境・内閣府大臣政務官、参議院災害対策特別委員長、参議院法務委員長を務める。長崎大学・横浜薬科大学・長崎外国語大学・広島大学大学院・北海道医療大学・長崎国際大学の客員教授、東北師範大学(中国)の客座教授も務める。
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