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美しい日本の川と防災
- 著者名
- 木下武雄
- ジャンル
- 人文/社会
- 発行年月
- 2019年7月
- サイズ
- 四六判
- 頁数
- 232P
- ISBN
- 978-4-86280-680-2
- 税込価格
- 1,650円(本体 1,500円)
内容紹介
美しい川も時に洪水被害を起こす
川とともに生きるための防災の知恵を
異常な豪雨や強烈な台風によって毎年のように洪水被害をもたらす日本の河川。そんな日本の川に建設省(現国土交通省)時代から長年関わってきた著者が、日本の川の特徴や雨水から川の水になり海に注がれるまでの水の変遷、そして、川とともに生きるための防災知識などをまとめたのが本書。
洪水は大きな被害をもたらす一方で、洪水があったからこそ肥沃な土地ができ農作物が収穫できるというメリットも。危険をうまく回避し、川(洪水)と共存しながら生活していこうと著者は説きます。
目次
第1章 美しい日本の川
第2章 天の恵みとしての雨
第3章 雨水の川への流出
第4章 川の流れ方
第5章 街と川
第6章 水害を防ぐ
第7章 避難
第8章 洪水と共存を
著者紹介
1931年東京生まれ。1953年に東京大学理学部地球物理学科卒業後、大学院を修了し、建設省(現国土交通省)土木研究所に勤務。
1955年、鬼怒川の洪水についての非線型偏微分方程式で洪水追跡法を開発。1965年、信濃川大河津分水の第二床固めのため水理実験により新潟平野の安定化。1967年、台風26号による雨量をレーダー画像より分析し、山梨県足和田村の山地崩壊を解明。1969年、フィリピン・パンパンガ川の洪水予報設立のため日本政府より派遣され予報システムを作成。1990年、国連の防災十年プロジェクトの科学技術委員会委員に任命される。同年、科学技術庁防災科学技術研究所総括地球科学技術研究官に。1992年に定年退職後、株式会社水文環境代表取締役に。
1955年、鬼怒川の洪水についての非線型偏微分方程式で洪水追跡法を開発。1965年、信濃川大河津分水の第二床固めのため水理実験により新潟平野の安定化。1967年、台風26号による雨量をレーダー画像より分析し、山梨県足和田村の山地崩壊を解明。1969年、フィリピン・パンパンガ川の洪水予報設立のため日本政府より派遣され予報システムを作成。1990年、国連の防災十年プロジェクトの科学技術委員会委員に任命される。同年、科学技術庁防災科学技術研究所総括地球科学技術研究官に。1992年に定年退職後、株式会社水文環境代表取締役に。
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