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リノベーション・オブ・バリュー

リノベーション・オブ・バリュー

負からのマーケティング

著者名
田村高志
古谷奈菜
水師 裕
ジャンル
経営/マーケティング
発行年月
2020年11月
サイズ
四六判
頁数
352P
ISBN
978-4-86280-770-0
税込価格
1,650円(本体 1,500円)

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内容紹介

「負」の状況から一筋の光
長期デフレ、格差社会、自然災害、コロナ……。経済や社会など、あらゆる局面でネガティブが常態化してしまっている現代日本。そのような「負」の状況と向き合い、もう一度人間にとって「価値」とは何かを探求し、リノベーションを試みる必要があります。本書では、「古さ」「無駄」「無」「コンプレックス」「黒歴史」といった、一見「負」とみなされる事象を価値あるものに変換する新しいマーケティングの発想法「価値リノベーション」を、事例をもって紹介します。可能性は無数に広がります。

目次

序 章 「負」が常態化する時代
第一章 古さが価値になる
第二章 無駄が価値になる
第三章 無が価値になる
第四章 コンプレックスが価値になる
第五章 黒歴史が価値になる
終 章 「負」から、人間回帰へ

著者紹介

田村高志(たむら たかし) 第二章・第三章担当
株式会社小田急エージェンシー
コミュニケーションデザイン局プランニング部長
プランニングディレクター
川崎市出身。立教大学経済学部卒。新卒で小田急エージェンシーに入社。エリア・街・商業施設といった「場」の活性化、エンゲージメントプログラム開発・CRMといった顧客リレーションシップマーケティング、新たな沿線生活事業の開発に従事。日本マーケティング学会「鉄道沿線マーケティング研究会」に所属し、「沿線」「駅」のポテンシャルを活用した新たな価値づくりを研究。主な論文は「未来の駅が創造する価値の研究- LDK ステーションと沿線多拠点生活の可能性」(日経広告研究所報310・311 号、共著)。受賞歴に、第4回日本プロモーショナル・マーケティング学会研究助成論文「学会賞」等がある。

古谷奈菜(ふるや なな) 第一章・第四章担当
株式会社小田急エージェンシー
プランニング部データアナリスト
さいたま市出身。立教大学現代心理学部卒。新卒で小田急エージェンシーに入社。クレジットカードやE コマースの購買履歴データを用いたCRM 分析業務や小田急グループ商業施設のマーケティングに従事。受賞歴に、第4 回日本プロモーショナル・マーケティング学会研究助成論文「学会賞」、「日本マーケティング学会 カンファレンス2018」ベストポスター賞がある。
所属学会:日本マーケティング学会、日本プロモーショナル・マーケティング学会

水師裕(すいし ゆたか) 序章・第五章・終章担当
武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員
松江市出身。中央大学大学院戦略経営研究科修了、筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程在籍。株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(R&D)、株式会社小田急エージェンシーなどでリサーチとマーケティングの実務を経験。研究領域は、消費者行動、マーケティング。研究の受賞歴に、第2 回、第3 回、第4 回日本プロモーショナル・マーケティング学会「学会賞」(3 年連続)、日本消費者行動研究学会「第17 回 JACS 論文プロポーザル賞優秀賞」、筑波大学学長表彰(2017 年度)、日本マーケティング学会「カンファレンス2019 ベストポスター賞」等がある。
所属学会:日本行動計量学会(広報委員)、日本社会心理学会、日本商業学会、日本消費者行動研究学会、日本人間行動進化学会、日本マーケティング学会(「鉄道沿線マーケティング研究会」企画運営メンバー)、日本マーケティング・サイエンス学会他

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