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ヘンな科学

ヘンな科学

“イグノーベル賞” 研究40講

著者名
五十嵐杏南
ジャンル
人文/社会
発行年月
2020年12月
サイズ
四六並判
頁数
248P
ISBN
978-4-86280-779-3
税込価格
1,430円(本体 1,300円)

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内容紹介

笑える科学 “イグノーベル賞” から、40の受賞研究を紹介!
「なぜバナナの皮を踏むと滑るのか?」
「バッタはスターウォーズを観ると興奮する」
「人間をやめてヤギになったデザイナー」etc……
人々を笑わせた研究を称える「イグノーベル賞」。その研究内容のユニークさから、毎年行われる授賞式は科学に馴染みのない人からも注目を集めます。
本書では、そんなイグノーベル賞の受賞研究から最新の「笑える」科学ネタを厳選。ときには自らを実験台にし、ときには何十年も同じ研究を続け、私たちに身近な疑問をとことん追求します。
本家のノーベル賞とは一味違った、肩の力を抜いて楽しめる科学をお楽しみください!

目次

Part 1 いつか何かの役に立つ!?
Part 2 風変わりな大発見
Part 3 生き物の不思議な生態
Part 4 研究者はやってみた
Part 5 極めてピュアな好奇心

著者紹介

1991 年愛知県生まれ。日英両言語で物を書くサイエンスライター。時々サラリーマン、
時々デジタルノマド。
カナダのトロント大学で進化生態学・心理学を専攻(学士)。休学中に半年間在籍した沖縄科学技術大学院大学で執筆活動をはじめる。トロント大学卒業後、イギリスのインペリアルカレッジロンドンに進学。科学の専門家と非専門家をつなぐことを目的とした学問「サイ
エンスコミュニケーション」の修士号を取得。同カレッジ在学中に、NHK Cosmomedia Europe やBBC でリサーチャーを務める。日本帰国後は京都大学の広報官を務め、2016年11 月からフリーに。2019 年9 月、一般社団法人知識流動システム研究所フェロー就任。
現在は、科学誌やオンラインメディアを中心に記事を執筆している。モットーは、堅苦しくなりがちな科学の話にユーモアを添えること。
本書が初の著書となる。

正誤表


2020/12/12 『ヘンな科学』本文訂正のお詫び
『ヘンな科学』の本文中に以下の誤りがございました。

関係者の皆様、読者の皆様には深くお詫び申し上げます。

36頁 6行目

【誤】アレルギー反応が改善される

【正】アレルギー反応が減弱する

37頁 11行目~13行目

【誤】同じ条件下で再びキスをしてもらい、血中の成分をキス前後で比較した。すると、実験後ではアレルギー反応が出ている時に多く検出される「ⅠgE」という抗体の量が減っており、アレルギー反応が抑えられていることが分かった。

【正】同じ条件下で再びキスをしてもらい、リンパ球による体外のスギ花粉特異的IgE産生の量を比較した。すると、実験後では低値が確認され、アレルギー反応が減弱していることが分かった。

38頁 11行目

【誤】ステロイドやクリームを使わずに、人間が元々持つ治癒力を用いて治す方法はないかを模索してきたという。

【正】人間が元々持つ治癒力を用いて治す方法はないかを模索してきたという。

38頁 13~15行目

【誤】これまでの研究では、乳幼児期(生後6カ月~18カ月)の間に強いストレスにさらされた子どもはアトピー体質になりがちなことや、ストレスにさらされる条件下においては、アトピー患者のアレルギー反応が強まることが確認されている。

【正】これまでの研究では、ストレスにさらされる条件下においては、アトピー患者のアレルギー反応が強まることが確認されている。

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