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しつけのルール

しつけのルール

著者名
信千秋
ジャンル
教育/育児
発行年月
2002年3月
サイズ
四六判
頁数
216P
ISBN
4-89346-740-9
税込価格
1,430円(本体 1,300円)

注文数

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内容紹介

孤軍奮闘しているお母さんに母子関係改善指導のプロが子育ての知恵を贈ります。

「子育て110番」で3万6000組の親子を救った著者が、上手な子育ての秘訣を教える。

子育てを楽しいものにするための具体的なノウハウが満載の1冊。

子育てのしつけは、学習や訓練とは違います。

しつけには3つの領域があり、それぞれしつけ方が異なります。

1. 情調のしつけ

 子ども自身が自分の情緒をコントロールできるようにする

2. 体調のしつけ

 子どもが自分自身の体を整えられるようにする

3. 親和のしつけ

 まわりの友だちや人や物事とよいかかわり合いができるようにする

目次

はじめに

第1章 「しつけ」と「甘え」が子育てを決める

――間違った「しつけ」は子育ての悩みのもとになる

  子育ての柱は「愛情を伝えること」と「しつけ」の二本だて

  氾濫する間違い子育て

  心を満たす育て方、心が消耗する育て方

  子育てのコツは、心を十分に満たしてからしつけること

  周産期の四年間は、心と体のしつけがしやすいとき

  しつけには「情調」と「体調」と「親和」の領域がある

  ソフト・ランディング(軟着陸)がしつけの基本

第2章 三つの「しつけのルール」で楽しく子育て

――心の袋を大きくすると「しつけ」はしやすい

  心をつくっている「感性と性格と情緒」

  子どもの心は皮膚に現れる

  しつけの前に、心の袋にエネルギーを補給しよう

  心にゆとりがあれば、子どもはしつけを受け入れる

  身についたしつけは、しぐさと行為に現れる

第3章 感動で伝える「情調のしつけ」

――胎児のときから情調のしつけは始まる

  「愛の声」と「振動」が命を育て心を伸ばす

  子どもの"心の振動数"に同調する

  お母さんの声は子どもの心に直接届く

  あふれる自然の音と振動から学ばせよう

  "愛のエネルギー"には方向性がある

  感動の刺激は"肌"に与えよう

第4章 動きで与える「体調のしつけ」

――"丸い動き"の引力だと愛を与えやすい

  すべての命は"引力のリズム"で育った

  体調のしつけはお母さんとの"引きあう動き"で

  肌の刺激で子どもに快感体験をさせよう

  やる気を育てる"丸い動き方"

  スキンシップ、タッチング、カップリング

  子どもの心は「動相」で見える

第5章 信頼が育てる「親和のしつけ」

――お母さんの親和力が、子どもの親和力を引き出す

  親和性は自信を与えることで伸ばす

  「甘え」と「反抗行為」は同じ心の表裏

  まわりのモノへの愛着心も育もう

  最良のしつけは、子どもに子どもの世話をさせること

  友だちやグループととのよい関係づくり

  心と体と知能のバランスを整える

第6章 子育ての中の「育児力」を強くする

――教育に偏ると育児力は低下する

  大事なのは「育児力」と「教育力」のバランス

  しつけは「愛と信頼と根気」を持って

  もっと社会で子育てを応援しよう

  子どもへの愛を形にして伝える知恵

  子育てのミスの直し方

  新しい子育ての文化を子どもに伝えよう

第7章 「子育てしつけ」の悩みQ&A

――お母さんは母性の力を信じよう

  Q 八歳の息子がすぐばれるうそをつくのですが

  Q 四歳の男子ですが自分で着替えもできません

  Q 三歳の女子ですが、泣いてばかりいます

  Q 四歳の息子が食事やお風呂をいやがるのですが

  Q 二歳の娘。おっぱいを飲ませながら添い寝しないと寝ません

  Q 七歳の長男が友だちを叩いたり押さえつけたりします

  Q 小一の息子がテストで間違えたりするとすぐに涙を流します

  Q 六歳になる双子が二人とも指を吸うのですが

  Q 息子との親子関係がどうしてもうまくいかず苦しんでいます

  Q 義父母の前ではつい、いつも以上に子どもを怒ってしまうのですが

  Q 一歳半の娘が急にお風呂嫌いになってしまいました

第8章 「しつけ」と「甘え」のルール

――育児力を強くするセミナーカリキュラム

  第1週 子どもの心の育て方

  第2週 心は感性と性格と情緒

  第3週 甘えは心の栄養素

  第4週 感性は音と振動で育つ

  第5週 性格は動きと引力で育つ

  第6週 しつけと甘えの生理学

  第7週 母と子の情緒はいっしょ

お母さんの育児力を強くする本

参考資料 医学教科書の巻頭にある「ヒポクラテスの誓い」

おわりに

著者紹介

信 千秋(しん・せんしゅう)

横浜市出身。

1960年より母子教育のテキスト企画と編纂に従事する中で、1975年、続発しはじめた母子関係のトラブルの解決にと、相談電話、子育て一一〇番を開設。以来30年間、アドバイザーとして3万7500人の親たちの心の子育ての悩み相談に応えてきた。

著書に、『甘えのルール――赤ちゃんにあなたの愛情を伝える方法』、『お母さんの「育児力」が強くなる12のルール』、『子どものやる気は肌で育つ』、『おなかの中からはじめるハッピー子育て』(すべて、総合法令出版刊)などがある。

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