わかりやすい解説で、あなたをアメリカ流投資術の世界に誘います。

「MBA入門講座」「お金持ちになる法」などで好評を得た、アメリカで人気の「世界一わかりやすい」シリーズの日本版第４弾。

本書は一般の人々の人生設計を考えながら、プロが使う投資手法・哲学の基礎をやさしく解説する。

複利の考え方から、オプション・先物まで、様々な角度から、投資の世界を紹介している。低金利時代の資産運用の手助けになること間違いなし。

一目でわかる目次

パート１　あなたにとってお金による支えとは何か？

第１章　資金を有効に活用する

　　　あなたのお金を生かすことは、投資の本質

第２章　リスクをどう考えますか？

　　　投資の前に、どこまでリスクに耐えられるか考える

第３章　第３章 あなたはキリギリスですか？　それともアリですか？

　　　目的にあわせてあなたの投資対象を選び出す

第４章　現在何を持ち、そして将来は何が必要なのでしょうか？

　　　あなたの資産状況のスナップ写真をとる

パート２　基礎をつくる

第５章　会社の福利厚生

　　　雇用者が援助する投資プランから精一杯給付してもらう

第６章　支出の節約は投資である

　　　支出を抑える

第７章　個人の信用

　　　負債に管理されないように負債を管理する

第８章　節税する

　　　収入と投資のための控除戦略

パート３　投資基礎知識講座

第９章　ウォール街はどうやって動いているの？

　　　金融市場の動き――初歩からの株式市場

第10章　だから株で遊びたいのですね

　　　個々の株の選び方と取引術

第11章　競争にはゆっくりと確実に勝つ：確定利付証券

　　　債券はポートフォリオの均衡を生む役割を果たす

第12章　なぜ90年代に投資信託が流行ったのか？

　　　個人投資家に分散と選択の余地を与える

パート４　生活の変化に伴って、投資スタイルも変化する

第13章　あなたの仕事から最大のリターンを得ましょう

　　　退職、健康、インセンティブ・プランについての複雑な疑問に明確に答える

第14章　ロマンスの副産物

　　　結婚……そして離婚を乗り切る

第15章　持ち家についてこれだけ知る必要があります

　　　頭金の準備のしかたと住宅ローンを組む方法

第16章　子供を教育する

　　　大学にやるための投資・積み立て

第17章　自分の資産を保護する

　　　適切な、医療・家屋・自動車・生命保険のかけ方

第18章　遺産を守る（相続税について）

　　　遺産に対してプランを立てるのは金持ちだけのものではない

パート５　オンライン投資

第19章　オンライン投資を始めましょう

　　　オンラインで銀行と取引し、投資対象を調べ、ポートフォリオを管理し、売買しよう

第20章　オンライン・トレーディングとポートフォリオの管理

　　　オンラインで取引し、ポートフォリオを常に把握する法

パート６　高等テクニック

第21章　オプションによるヘッジ

　　　あなたの投資金を守り、増大するためにオプションを利用する

第22章　先物取引

　　　先物契約を未知の値動きに備えるために活用する法

第23章　不動産投資

　　　現物の不動産への投資とリー ト

第24章　投資の高等テクニック

　　　ヘッジ・ファンド、ベンチャー・キャピタル、ＬＢＯファンド、ＳＰＤＲ、ユニット信託、その他

訳者あとがき

【著者】

エドワード・Ｔ・コーク（Edward T.Koch）

1690年コーネル大学でMBA取得後、投資の世界へ。現在、フリート・インベストメント・アドバイザーの執行副社長兼ニューヨーク及びニュージャージー地区背金紗。

デボラ・デサルボ（Debora DeSalvo）

ウィスコンシン州・マディソン大学で経済学の学位、コロンビア大学でジャーナリズム修士取得。共著で3冊のビジネス書を著した他、雑誌に多くの記事を寄稿。

【訳者】

青柳 孝直（あおやぎ・たかなお）

国際金融アナリスト。1948年富山県生まれ。

1971年早稲田大学法学部卒業。

邦銀・外資系金融機関の現場担当者として内外で活躍。

海外滞在中に欧米のテクニカル理論に触れ、その後日本古来の相場理論研究も始める。1997年（株）青柳孝直事務所開設、金融コンサルティング、執筆、翻訳、講演等を行う。

相場分析に関する週刊のレポートは内外で好評を博している。

著書は『新版　ギャン理論』、『日本国倒産』、『不動産大暴落』、『ジョージ・ソロス不滅の警句』、など。訳書に『新版　ソロスの錬金術』、『世界一わかりやすいお金持ちになる法』（すべて総合法令出版）など多数。

この本は、アメリカの事情もけっこうはいっている。

アメリカに投資するときに役立つ情報もある。

ただし、それと対照して日本の事情もいれたほうがいいと思い、

監修者の青柳孝直に、各パートごとに１ページ半くらいの

解説をいれていただいた。

日米投資比較文化論のようなものである。

本書を読む上で、参考となると思うのでチェックしていただきたい。