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からだにはココロがある
- 著者名
- 高岡英夫
- ジャンル
- 実用/健康/趣味
- 発行年月
- 2002年4月
- サイズ
- 四六判
- 頁数
- 252P
- ISBN
- 4-89346-743-3
- 税込価格
- 1,540円(本体 1,400円)
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内容紹介
身体意識の世界がはじめて明らかになる!
みんなはあまり知らないが、実は身体と心をつなぐココロという意識を人間は持っている。
それが人間の能力を引き出す鍵を握っている。
これはその人間の能力を引き出す身体意識
――ココロの登山のガイドブックです。
目次
はしがき
プロローグ ココロの山を眺めてみよう
あなたは自分の能力に関心がありますか
能力の中味を考えよう
なぜ、他の選手はイチローのように打てないのか
イチローには身体の中を上下に貫くライン状のココロがある
センターがあると無駄な力を使わずに立っていられる
能力がイチローの多様なバッティングを生む
センターがあれば歩くのも超快適
イチローがプレッシャーの中でも淡々とプレーできるわけ
センターの存在は、洋の東西を問わず昔から知られていた
安定した動き、不動心をもたらす丹田
丹田はモーリス・グリーンの強さの秘密、腸腰筋を刺激する
丹田は腹式呼吸をさせる横隔膜も刺激する
ココロはトレーニングで改善できる
身体意識の山を三段階に分けて登る
第1章 身体の表面にあるココロの世界に遊ぶ
手の中で一番意識が濃い場所は?
右手と左手で意識の濃いところが違う
全身における意識の濃淡を探ってみよう
女性は胸、男性は下腹部に特別な意識がある
第1段階の身体意識がないと人間として生きにくい
マッサージ師がピアノを弾くと、指が浮く!?
トレーニングの結果、拳でコップが持てた
専門種目によって異なる足の意識
ももの裏側の意識の強弱がパフォーマンスの差につながる
ももの裏側の意識が強いと立つのも歩くのもラク
第2章 身体の外側に点在するココロの世界を探る
人との距離を測る肩の意識
マグロのさくを上手に切れるわけ
一瞬にして見たいものをとらえる仕組み
自転車の乗り方の巧拙を決めるもの
第2段階の身体意識がないと、自転車事故に遭う!?
なぜイノシシは藪の中を猪突猛進できるのか
第3章 身体の構造通りのココロの働きを知る
第3段階の意識の話は希望が湧く
大リーグに行ってからイチローに「肩包面」ができた
「肩包面」ができると身体に羽が生えたような気分
スネには骨が何本あると感じていますか
第4章 身体の内側にあるココロの威力を学ぶ
センターの発達している人って、どんな人?
すーっとしてゆらーっとした印象の人にはセンターがある
人は重力に抗しながら立っている
脱力するほどに重力を感じられる理由
思いきり脱力すると足が床に吸いつく
イチローに内野安打が多い理由
イチローの強靭な精神力の秘密
センターは腰痛予防にも役立つ
センターは中心をとらえる力を磨く
センターは天の気を導く
センターは人間の人間たる気分、自信を強める
霊妙不可思議な能力を発揮させる丹田
丹田は高速でブレの少ない動きを生む
今日の日本があるのは山岡鉄舟の丹田のおかげ?
情の中心、中丹田が人を救うメカニズム
体幹部の奥のパワーを引き出す身体意識、「ベスト」
洞察力を支える身体意識、「リバース」
バスケットボール、ゴルフでも「リバース」が活躍
人や物にかける直線の身体意識、「レーザー」
第5章 ココロの世界の理解を深める
身体意識と感覚やイメージを混同していませんか
身体意識は実体のごとく恒常的にある
身体意識は体性感覚器からの情報に支えられている
第1段階、第2段階の身体意識も潜在的、恒常的に存在している
後天的に身体意識を習得するメカニズム
即席の身体意識習得法で、身体意識の働きを実感しよう
高岡式身体意識の習得法で自分を高める
身体意識を体力、知識、技術、精神力を根底から支えるもの
あとがき
著者紹介
1948年生まれ。運動科学研究所所長。
東京大学、同大学院教育学研究科卒業。東京外国語大学講師等を歴任。
幼少時より武道、気功、ヨガの修行に明け暮れ、達人の域に到る。その過程での発見を学問的に体系化した「運動科学」は、スポーツ・武道各分野、ピアノ・声楽・ヴァイオリン、教育、医療、ビジネス、料理から科学的研究まで、あらゆる分野に応用領域を広げ、成果を挙げつつある。
現在、オリンピック、世界選手権、国際コンクールを目指すスポーツ選手、音楽家等の指導に多忙な日々を送っている。
おもな著書に『意識のかたち』(講談社)、『スーパースター その極意のメカニズム』、『からだには希望がある』(総合法令出版)、共著に『サッカー日本代表が世界を制する日』(メディアファクトリー)など多数。
著者ホームページ
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編集者より
天才たちの写真をたくさん掲載し、
読者の方々が少しでもその秘密を目でわかるようにと心がけた。
こうして改めてみるとなんと天才というものは美しいのだろうと感じた。
美と才能は一致する。
読んで見ていただくとそれが実感できると確信しています。