- ホーム
- 書籍詳細
リーディング・カンパニー50社に学ぶ
IR経営戦略
- 著者名
- 小松孝行
- ジャンル
- 経営/マーケティング
- 発行年月
- 2002年6月
- サイズ
- 四六判
- 頁数
- 288P
- ISBN
- 4-89346-751-4
- 税込価格
- 2,640円(本体 2,400円)
在庫状況:× ただいま在庫がなく、一時的に注文を受け付けられません。
内容紹介
個人マネーが企業と国家を救う!
ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズ、東京事務所の経営戦略担当責任者である著者が、IR活動を積極的に展開している「50の企業や団体」に直接アプローチし、現場で活躍するIR担当者の生の声をもとに、「IRの本質とその重要性」について深く掘り下げた。
1400兆円に及ぶ個人金融資産を株式市場に参入させるべく、企業経営のあり方を探る。
目次
はじめに
序章 国家を救うのは誰か
一つの仮説
個人が参加しやすい税制とルール作りを
個人が潤えば国家の問題も処理できる
IR活動は投資基準の一つになる
第1章 企業にとってのIRとは
最新の企業IRとは
国家と国民=企業と株主
すべての基本は個人にあり
説明責任を問う
情報開示における責任
IR活動の原点
メッセージの伝達
IRの定義と概念
IR活動の目標と効果
第2章 IRは経営トップの仕事
定量はデータ、定性は経営理念とマーケティング
定性分析
トップの資質
開かれた社内IR機能の創設
それぞれの経営者
経営トップの投資家への対応
アニュアル・レポート
第3章 効率的経営と株主価値
資本対策
効率的経営指標
株主からの視点
自社株買い
ステークホルダーへの考え方
利益追求と社会共生
第4章 コーポレート・ガバナンス
会社は誰のものか?
執行役員とは
経営の効率化
企業の所有者
機関投資家の台頭とコーポレート・ガバナンス
経営監視と業務執行の分離
第5章 IR活動の実際
IR担当者は経営者を映す鏡
IR担当者の仕事
投資家から見たIR
効率的市場仮説
情報開示とレギュレーションFD
投資家からのフィードバック
外国人投資家比率
第6章 個人投資家に向けたIR活動
高まる個人投資家への期待
個人の意識
最低投資単位の引き下げ
ファン作りが株主作りの第一歩
IRとPR
その他の活動
第7章 インターネット時代への突入
個人向けIR活動が企業の命運を分かつ
インターネットの活用
適時企業情報提供サービス
インターネットの特性
メールマガジンでの情報発信
オンライン取引
自衛の時代へ
第8章 自己資産の防衛と形成
自己資産防衛のためには「格付け」を見よ
格付けの種類
投資教育
401kプラン
投資信託
終章 国家からのサポート
今後の課題
個人マネーの意識
企業IRを取り巻く環境
国家的課題として
おわりに
取材企業・団体一覧
参考文献
著者紹介
ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズ東京事務所 経営戦略担当責任者
1965年横浜生まれ。89年専修大学経営学部卒業。同年、日興證券入社。入社2年目にして全国トップセールスに。
91年から共同通信社で政党や中央省庁、大手企業の広報部向けサービスを担当。 92年に専務賞受賞。2000年よりダウ・ジョーンズ社の営業部門にて活躍し、アジア1位の成績を修め最優秀賞受賞。また営業戦略立案コンテストでも アジア全体で優勝。現在に至る。