３才児と言えば、イヤイヤ＆癇癪(かんしゃく)。健康的に成長している証拠ですが、手を焼いているお母さんも多いものです。

本書には、子どもがイヤイヤを乗り越えてお母さんの言うことを聞いてくれるようになるために大切な、しつけのコツが紹介されています。

しつけといっても礼儀やマナーのことではなく、生きていく上で大切な心と身体の基盤をつくるためのしつけです。

愛をもってしつけてあげると、自分の感情をコントロール出来るようになったり、物や周りの人に優しくなり、思いやりを持てるようになるのです。ダダっ子卒業のきっかけは、お母さんのしつけにあったのです。

プロローグ　怒らないお母さんになって子どもの優しい心を育てる

Chapter１　素直な良い子になる「子育てしつけ」

Chapter２　お母さんの心で伝える「情調」のしつけ

Chapter３　優しい子になる「親和」のしつけ

Chapter４　ダダっ子に大切な「体調」のしつけ

エピローグ　あなたの想いと愛情が子どものしぐさに現れる

信 千秋（しん・せんしゅう）

横浜市出身。1960年より母子教育のテキスト企画と編集に従事する中で、1975年、続発しはじめた母子関係のトラブルの解決にと、相談電話『子育て110番』を開設。以来30年間、アドバイザーとして３万7500人の親たちの心の子育ての悩み相談に応えてきた。

著書に、『甘えのルール――赤ちゃんにあなたの愛情を伝える方法』、『しつけのルール――３つのコツで楽しく子育て』、『お母さんの「育児力」が強くなる12のルール』、『子どものやる気は肌で育つ』、『おなかの中からはじめるハッピー子育て』、『マンガでよく分かる！ 子どもを伸ばす甘えのルール』（すべて、総合法令出版刊）などがある。