常識の枠を取りはらわなければ生き残れない！

＜業際化時代＞のクロスセル戦略。

これまで長らく「待ちの営業」姿勢に安住してきた不動産賃貸管理業界。しかし、長引く不況や今後の少子高齢化による世帯数の減少などで、従来の旧態依然たる営業スタイルでは今後立ちいかなくなることが明白となっています。

そこで、短期間に客単価を伸ばせる手段として期待されているのが、賃貸契約を結んだ顧客に対して、新生活に役立つさまざまなグッズやサービスを提供する「付帯商品」の導入です。

本書は、不動産業界のコンサルティングを得意とする著者が、付帯商品販売体制の導入から定着に至るまでのノウハウをわかりやすく解説。第一部は小説仕立てなのでポイントを速やかにつかむことができ、第二部ではプロジェクトマネジメントの手法を用いた導入方法や、実際に付帯商品を導入して成果をあげている会社の事例を紹介します。

不動産賃貸管理業界はもちろん、広く不動産ビジネスに関わる人々に読んでいただきたい一冊となっています。　

第１部　ドキュメント小説「付帯商品導入から定着に至るまで」

第２部　解説編「こうすれば今すぐ客単価を伸ばせる」

柳楽 仁史（なぎら・ひとし）

株式会社船井総合研究所 執行役員。事業推進室長。

関西学院大学商学部卒業。1992年船井総合研究所に入社。組織運営本部、ライン統括室、社長室室長などを経て、現職。現社長・小山政彦の政策秘書を務めるほか、船井総研のオフィシャルサイトの構築・運営、若手コンサルタント育成講座「フナイ・コンサルティングアカデミー（ＦＣＡ）」の運営など、内部マネジメント業務の責任者を歴任する。その傍ら経営コンサルタント業務にも従事、幹部社員教育、社内体制整備、業務プロセス改善などの分野を得意とする。主に不動産業界に多くの支援先を持つ。

おもな著書に『デキる社員は社長を使う！』、『取締役の教科書』（すべて総合法令出版）

などがある。

http://www.funaisoken.co.jp/

◆本書で取り上げている商品などを見ることができます

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