「台湾が独立しないと、安心してお嫁に行けないの･･･」

複雑な民族構成をかかえる台湾は、いま国づくりに真っ最中で、民族間の妥協点を模索している段階。

しかし台湾人は、中国にいじめられながら、今日も前向きに走り続けている。

台湾の混沌とした魅力と、気になる中国へのホンネを、台湾・新世代女性エッセイストが自身の経験を交えてユーモアたっぷりに語る。

まえがき

第１章　いじめられっ子・台湾

第２章　台湾は今日も日本晴れ

第３章　運命の人はいずこ

第４章　書蟲（ほんのむし）―今日も本をかじる

第５章　李登輝と母なる大地・台湾

第６章　台湾の新世代たちは“台・日・中”をどう見ているのか

あとがき

謝 雅梅（シェ・ヤーメイ）

1965年、台湾・桃園生まれ。

1987年来日。拓殖大学大学院商学研究科修士課程修了後、

出版社勤務を経て、現在産能短期大学講師、エッセイストとして活躍。

著書に『台湾人と日本人』、『日本に恋した台湾人』、『台湾論と日本論』、『いま、日本人に伝えたい台湾と中国のこと』 （すべて総合法令出版）。