頭の中のモヤモヤを解消すれば、必ず結果が出る！

　今やロジカルシンキング（論理的思考）を身に着けることがビジネスパーソンの必須科目となり、セミナーや研修の定番となっている。しかし、「○○法」「～分析」などのフレームワークをいくら覚えてもそれを実践で活用することができなかったり、逆に頭の中が混乱して思うような結果を出せない人が多いのではないだろうか。

　本書は経営コンサルタント・研修講師として定評のある著者が、迷えるビジネスパーソンの悩みを解きほぐして、どのようにフレームワークを活用し、次にどのような行動に出ればよいのかをわかりやすく導くという内容。

　論理的思考本を読み過ぎてかえって頭の中が硬直化したビジネスパーソンには、本書を読んで、「考えを整理する」ことと「行動する」ことの両方の大切さについて、多くの気づきを得てもらいたい。

第１章　モヤモヤって何だろう　

第２章　モヤモヤをすっきりさせる視点　

第３章　考えることを考えよう　

第４章　何をしたいのか考えよう　

第５章　はじめる前に考えよう　

第６章　はじめの一歩を踏み出そう　

第７章　はじめたら続けよう　

第８章　止まったときに考えよう　

第９章　ワイワイガヤガヤ考えよう　

第10章　知識について考えよう

早嶋聡史（はやしま・さとし）

株式会社ビズ・ナビ＆カンパニー　代表取締役、BOND大学大学院　経営学修士課程修了（MBA）

長崎県出身。横河電機の研究開発部門にて産業用ネットワークの研究に従事。MBA取得後、海外マーケティング部にて同社主要製品の海外市場におけるブランディング戦略・中期経営計画作成に参画。退職後、独立して現在の会社設立に参画、マーケティング担当取締役を経て本年４月より現職。現在、数多くの中堅企業でマーケティング戦略立案を手掛けると同時に、九州生産性本部、日本経営協会などの研修講師、大手メーカーを中心に企業研修をおこなう。日本ドラッカー学会会員。著書に『ドラッカーが教える実践マーケティング戦略』、共著に『売上を伸ばし続けるにはワケがある　営業マネジャーの教科書』『ドラッカーが教える問題解決のセオリー』（すべて総合法令出版）。

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