「人」という経営資源を効率的に活用し、業績を上げる！

「ヒト」という経営資源に焦点をあてた、ＭＢＡ必修科目であるヒューマンリソース（人的資源管理）は、企業がヒトによって形成されている限り、決して無視することのできない分野である。

本書は、ヒューマンリソースが発達してきた歴史的背景から、最新の組織行動論、リーダーシップ論までを、本シリーズの特徴を最大限に活かし、簡単に、しかも実用的に説いた。

経営者のみならず、全ての部課長クラスの人々までに有効な一冊。

まえがき

第１部　人的資源管理

　１．人的資源管理とは

　２．人的資源管理フロー

　３．評価・報償システム

第２部　組織行動

　４．組織行動と文化

　５．組織構造

　６．モチベーションとインセンティブ

　７．リーダーシップとパワー

インデックス（和英対照索引）

【著者】

グローバルタスクフォース

世界18カ国54の主要経営大学院が共同で運営する公式MBA同窓生組織、「グローバルワークプレイス（GWP）』（本部：ロンドン）から生まれた出向を伴う戦略の実行支援会社。

おもな著書に、『通勤大学MBA1 マネジメント』、『あらすじで読む世界のビジネス名著』、『MBA100人に聞いた英語習得法』（以上、総合法令出版）、『MBA速習英語』（大和書房）など多数。

【監修者】

青井 倫一（あおい・みちかず）

慶應義塾大学ビジネススクール教授。昭和44年東京大学工学部卒業。50年同大学院経済学研究科博士課程修了。54年ハーバード大学ビジネススクール留学経営学博士号授与。

平成2年慶應義塾大学ビジネススクール（大学院経営管理研究科）教授。

http://www.global-taskforce.net/

最近小社から出した『世界一わかりやすい人材マネジメント』と

テーマは類似していますが、アプローチが違うという本です。

聞きなれないコンセプトや専門用語も出てきますが、

「通勤大学MBA」らしく、説明を読めば容易に理解できます。

　それにしても、ビジネスの要素のうち

「ヒト」は一番難しいテーマです。

日本流の人事の本も役立つと思いますが、

ＭＢＡ的というか、アメリカ的というか、

別の角度から見た理論も活用すべき時代となってきている今、

現場で本書を参考にしていただければ幸いです。